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放ナビコラム

「言葉遊び」で国語表現力と感性が向上

「言葉遊び」は、言葉が持つ音や意味・リズムなどを使って楽しむ遊び全般を指します。

元々、言葉遊びは江戸時代の庶民の中で確立したもので、有名なところでは、なぞなぞ・しりとり・回文などがあります。
言葉遊びは、特別な道具もいらずいつでもどこでもすぐに楽しめるのが魅力ですね。

そんな言葉遊びには、子どもの思考力や記憶力を向上させる効果があります。

「遊び」と「勉強」は繋げることもできるため、学校教育の中で積極的に言葉遊びを取り入れることもあります。ぜひ、ご自宅でも勉強の中に遊びの要素を取り入れて、学習の効果も上げていきましょう。

しりとり

しりとりでは最後の文字に「ん」がつかない言葉を選ばないで、どんな言葉があるのかを一瞬で考えます。自分が知っている単語の中から探し出すことで、語彙力も育まれます。

文章しりとりにすると、名詞や動詞など色々な文法も考えて言います。他にも文字数を制限したり、「食べ物」や「生き物」など条件をつけるなどアレンジすることで難易度を上げることができます。年齢関係なく遊べるので家族や友達など大勢で楽しめます。

早口言葉

早口言葉では、口を早く動かす運動になります。お題の早口言葉を正確に3回言うチャレンジをします。滑舌がよくなる効果が期待されます。早口言葉は大人でも正しく言うことが難しく、正確に3回言えるとみんなから羨望の眼差しで見られること間違いなしです。

「言葉遊び」の効果

言葉遊びをすることで、語彙力や自分の伝えたいことを考える時間が増えます。

同じ言葉でも、こども達それぞれによって言葉の伸ばし方や声の大きさ、高低などが異なり、一人一人の個性も出ます。言葉遊びの多様性がここにも生まれてきます。

簡単な言葉遊びを通して、思考能力・語彙力・文章構成力など話をする時に必要な能力が養われます。子ども同士だけではなく、子どもと大人の関係を気づくことにも大いに役立ちます。

子どもが知らない言葉や難しい言葉を大人が言うことで、子どもにとって新しい言葉を知る機会になります。

お家でもしりとりや早口言葉などをして遊んでみてください。少しずつレベルを上げたことば遊びをすることで、自分の伝えたいことを正しい言葉で表現する力や感性が磨かれていきます。

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