チャレンジの手引き
お子様が、「さあ!今から新しいことにチャレンジするぞ! 」という時、大人はどうしたら良いでしょうか。
失敗するかもしれない 出来ないかもしれない
大人は経験から「~したら失敗する。」「そのやり方じゃダメダメ!」と我が子可愛さに口を出し、手を添えてしまいがちです。
子供のチャレンジには、大人の見 守る姿勢が大事。
◆やり方がわからない
やり方を伝えましょう。
まずは一緒にやってみる。
できそうな所から伝えながら一緒にやってみる。
どこがわからないのか、どこが気になるかを聞き、一緒に取り組んでみましょう。
◆自分でやってみよう
まずはチャレンジする姿勢を認め褒める。 回数を重ねる毎に、過程を部分的に子供に任せていきます。
最後の部分を任せるだけでも、 子供は小さな達成感を得て、自信へと繋がっていきます。
大人が思う完成図ではないかもしれませんが、小さな「出来た」を確実に積み重ねることで、 物事に取り組む姿勢が身に付いていきます。
◆うまくできなくても大丈夫
トライする気持ちの持続が大切です。
「頑張ったね!前より〇〇が上手になったね」
「惜しい!!後もう少しでできそう!」
などチャレンジする気持ちを持続できるよう言葉掛けしましょう。
「頑張ったのにうまくできなかった」 という子供の悔しさにも共感し、頑張ってる姿を見てるよ、いつも応援してるよ、と伝えな がら見守りましょう。
大人の思いが強くなりすぎて、子供目線にならないようにしましょう。
どこをどうすればいいか、子供と一緒に考え、大人が具体的にモデルを示しながら伝えるの も一つの方法です。
これは口出しではなく見本です。
◆自分のことは自分で責任を持つ
学校に忘れ物をしたまま登校。 「お母さんが言ってくれなかったから忘れたじゃん!」 「ごめんね、今日からお母さんが持ち物の準備するね。」 失敗はお母さんのせい、になっていますね。
高校生ならば、忘れ物は自分のせい。困るのは自分。
失敗は、時には恥ずかしい思いをしたり、悔しい思いをしたり、消えてしまいたい気持ちに なることもあるでしょう。
大切なのは、失敗を糧に次はどうすれば良いかの手順を教えてあげることです。
大人は子供の頑張りや失敗も成功も全部受け止め、どんな時も一番の味方でありたいですね!