ボッチャについて
皆さん、ボッチャはご存知ですか?
今や、パラリンピック正式種目として知名度があがってきているスポーツです。
ボッチャの歴史は、6世紀頃のイタリアで現在の原型が生まれ、ヨーロッパ発祥のスポーツです。
語源はイタリア語で「ボール」を意味する「ボッチャ」で、ラテン語の「bottia」に由来しています。
ボッチャは、重度脳性麻痺者や四肢重度機能障害者などの障がい者向けに考案されたバリアフリースポーツです。
1984年に開催された米国ニューヨークでのストーク・マンデヴィル・パラリンピック大会で世界初の国際ボッチャ大会が開催され、1988年の韓国・ソウル大会からパラリンピックの正式種目として採用されました。
私がこのボッチャを知ったのは3年程前でした。
あるボランティア団体に所属した時に初めてボッチャを知り、車椅子の方と共に練習に参加させて頂きました。
スポーツを通じて年齢、性別、障がいの有無、子供や大人問わずコミュニケーションを取り、誰もが笑顔になっている様子にとても心打たれ感動した事を今でも鮮明に覚えています。
この経験を活かし、ボッチャ大会にも数回参戦し、たくさんの方々との出会いもありエールを送り合う、ライバルでありながらみんなが仲間であるという絆を感じる事ができました。
ボッチャはパラリンピック正式種目でありながら、とても身近なところで練習する事が可能です。
心の健康は体の健康。
1人でも多くの方へ笑顔が届きますように。