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子どもを育てる手遊び歌

誰もが知って居る手遊び歌で、
トントントントン♪といえば続く歌詞は「ひげじいさん!」と答える方も多いのではないでしょうか?
小さなころに楽しく覚えた歌は大人になっても頭や体が覚えています。

覚えやすく繰り返しが多い為、小さな子どもでも簡単で、いつでもどこでも体一つで楽しめるのが手遊び歌の良いところです。
そんな手遊び歌には、実は子どもを育てる沢山の効果があるのです。

1、コミュニケーション能力の向上

言葉でのコミュニケーションがまだまだ難しい子どもたちでも手や体を使って楽しめたり
目と目を合わせたり、手や体を使ってスキンシップを取ることで「楽しいな!」「いい気分だな!」と安心感を得ることができ、リラックスした状態で脳に働きかけ、コミュニケーション能力を高めることができます。

(適した手あそび歌)
一本橋こちょこちょ
フランスパン
バスに乗って
頭かたひざポン
ひげじいさん
など

2、言葉や数を覚えることができる

あそび歌を通して、楽しみながら野菜や果物、動物の名前を覚える事が出来たり、1.2.3.4.と数字が出てくる歌に合わせて指を動かしたり数えたりすることで概念も学んでいく事が出来ます。

(適した手あそび歌)
はじまるよ
パン屋さん
八百屋のお店
頭かたひざポン(英語など違った言語でも)
数字の歌など

3、リズム感・反射機能をよくする

テンポよく歌いながら手や体を動かすことでリズム感を養います。

また特定の指だけを伸ばす1.2.3.4などの指の動きなどは反射神経を鍛えます。
グー・チョキ・パーで♪の歌は左右の手の指を違う形にして遊び歌にすることなどもでき、脳に刺激を与えてくれます。

(適した手遊び歌)
グーチョキパーで
ピクニックなど

4、ルールや社会性を身につけることができる

あんたがたどこさ♪を手拍子しながら歌い、「さ」の部分でお隣のお友達と手を合わせるという遊び方では、手を合わせることにより、人とつながっている感覚を確認し合え1人では出来ない、同じタイミングで合わせることで知らないうちに社会性が身についていきます。

(適した手遊び歌)
アルプス一万尺
茶摘み
みかんの花咲く丘
げんこつ山の狸さんなど

5、変化を楽しみ想像力・適応能力の向上

例えばとんとんとんとん?ひげじいさんは、髭がびよーんと伸びるバージョンであったり人気のキャラクターの名前が出てくるバージョンであったりと
時代とともにバリエーションが豊かになりました。
「今日のひげじいさんはどのバージョンにしようかな?!」と選べることや、親子間でコミュニケーションを楽しむこと、同じメロディーで歌詞や動作がどんどん増えていく楽しさがあり、先生やお友達が出す動作をまねることで想像力、適応能力が高められます。

(適した手遊び歌)
アブラハムの子
大工のきつつきさん
グー
チョキ
パーでなど

手遊び歌には手や指を使いますが、
指は「第二の脳」と言われ、刺激すれば刺激するほど脳が発達します。
左右の手を動かすことで右脳左脳の両方が活性化されていきます。
雨の日や外に出られない時、ちょっと時間が出来た時、気軽にできる手遊び歌で楽しく脳を刺激してみてはいかがでしょうか。

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