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癇癪(かんしゃく)について

ちょっとしたことで大きな声を出し、泣き叫んだり床に寝転んだり暴れたりする「癇癪(かんしゃく)」。

いつまで続くのだろうか…と、頭を抱えてしまう保護者様もいらっしゃるのではないのでしょうか?
子どもの癇癪を起こし始めるのは、1歳前後くらいからといわれています。

癇癪(かんしゃく)は、激しい感情の爆発で、通常は欲求不満に対する反応です。

癇癪(かんしゃく)を起こす原因

・身体機能が未発達なため、やりたいことが自分の思うようにうまくできず、イライラしてかんしゃくを起こす。
・言語能力が十分に発達していないため、感情や伝えたいことをうまく表現出来ずかんしゃくを起こす。
・怒りやイラつきをどう扱っていいか自分でも分からず、大声を出したり物に当たったりすることで表現している。

その他にも欲求不満・疲労・空腹などもあり、また小児は、注意を引きたかったり、欲しいものがあったりしてもかんしゃくを起こすことがあります。

癇癪(かんしゃく)を起こした場合の対処法

子どもの周りに危険な物があれば排除し、落ち着くまでしっかり見守ってあげることが大切です。
そして落ち着いたら「自分で落ち着けたこと」を褒めたうえで、どうしたかったのかをしっかり聞いてあげましょう。

保護者がどんなに忙しくて大変なタイミングであっても、かんしゃくに対して怒るのは逆効果です。

そして、落ち着かせるためにお菓子やジュースやご褒美を与えすぎてしまうと「かんしゃくを起こすとご褒美がもらえる!」と思われてしまう可能性があり
日常化につながってしまう恐れもあるのに要注意です。

全てにおいてうまくできなくて当然です。

そこで、子どもがかんしゃくを起こしたときに、今のかんしゃくは何が原因かな? と一緒に考えてみるとよいでしょう。

繰り返しながらかんしゃくが減ったり、いつもより短い時間で落ち着けたりした場合には、一緒に喜び、たくさん褒めてあげましょうね!

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