胎教のススメ
皆さんは「胎教」とはどのようなイメージを持っていますか?
胎教と聞くと漢字通りに「お腹の中にいる赤ちゃんの頭が良くなる様にと教育的な事を行う」と言う固い印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、実際にはお腹の中にいる赤ちゃんのことを思いながら話しかけるだけでも胎教になるのです。
道具がなくても簡単に行えますし、時間がかからず日常生活として行いやすく、何かをしながらでも行え、お母さんだけでなくお父さんや他の家族も行いやすいです。
気軽に胎教にチャレンジ出来そうですね。
胎教の種類
*赤ちゃんに話しかける
*適度な運動をする
*リラックス出来る音楽を聴く
*お腹をなでる
*キックゲーム→胎動を感じた時に、動いた場所のお腹を軽く叩きます。慣れてくると、軽く叩いた場所を狙って蹴り返してくれることも!
胎教を行った事がある方に感想を聞くと、
赤ちゃんへの愛情が深まる。親になる自覚が生まれ、生まれてからの子育てにも良い影響を与えてくれた。
夫婦で行う事で夫婦のコミュニケーションが増える。お母さんのストレスを減らし精神状態が安定した。
と言ったメリットを感じられていました。
逆に、
胎教を毎日継続して行わないと!と頑張りすぎてしんどくなった。
と仰った方もいました。
親子の絆を深めるはずの胎教が、ストレスになってしまっては本末転倒。
何事もほどほどにする事が大切ですね。
胎動を感じる頃(15~18週頃)にちょうど五感や脳が急速に発達するので、その頃から始めるのが一般的と言われていますが、早すぎる遅すぎたと悩む事なく好きな時に始めれば良いと私は思います。
胎教の1番の目的はお母さんの心の安定です。お母さんの精神状態がお腹の中の赤ちゃんの成長にも影響を与えます。好きな時に好きな様に胎教を行い、お母さんが幸せを感じられる時間になれば良いですね。
ニックネーム(胎児ネーム)を付けて呼びかけるのもおすすめです。赤ちゃんへの愛情が益々深まる事でしょう。
胎内記憶があるお子さんの中には、胎児ネームを覚えていたと言う素敵なお話を聞いた事もありますよ。
親子の絆作りは、お腹の中から始まっているのです。
お腹の中の赤ちゃんとの穏やかで幸せな時間を楽しんでくださいね。