自己肯定感ってなぁに?
自己肯定感とは、簡単にいうと『ありのままの自分自身を受け入れること』で、この自己肯定感が低いと生きにくくなってしまいます。
自己肯定感が低いとどうなる?
◎いつでも自分と他者を比べてしまう
◎どうせ出来ないから~と取り組む前から諦めてしまい物事に本気で向き合えない
◎認められても真に受けることが出来ず自信がなく消極的になってしまう
◎いつも受け身で他者にばかり気を遣いそのために疲弊してしまう
どうして自己肯定感が低くなってしまうのか?
この世に『自分のことが嫌いだ』と思って産まれてくる赤ちゃんはいません。みんなしっかりと自己肯定感を持って産まれてきます。そこから育っていく環境や周りの大人の言動によって自己肯定感が低くなってしまいます。
お母さん自身が
「○○くんは出来るのにどうして出来ないの?」
「○○ちゃんより上手に出来ていたね」
と他の子と比べて発言してしまったり
「いつになったら出来るの?」
「何回言ったら分かるの?」
など否定的な言葉を浴びせたり
子ども自身が「出来た!」と思ったことを認めてもらえなかったり…
そういったことが積み重なり、目には見えませんが少しずつ、少しずつ削り取られてしまいます。
自己肯定感を育むためには?
幼少期に褒めてもらった、認めてもらった、という経験をたくさんしましょう。
親は子どもについつい『もっと』を求めてしまいがちです。悪いことではありません。親ならそのように思って当たり前です。
他の子と比べて焦る気持ちもあるかと思いますが、子どもにとっては『今』が大切で、『今』を認め、今出来ていることを一緒に喜び、共有し、どんなに小さなことでも、すごいね~、上手だね~と言葉をかけてあげてください。
そして、わぁ~!とかへぇ~!などの感嘆文の語尾を上げながらくっつけて、わぁ~!すごいね~と声をかけることで子どもは更に『認めてもらえた』という気持ちが大きく持て、自己肯定感をぐんぐん育てていきます。
自己肯定感が育まれると、苦手なことに直面した時でも「やってみよう!」と思えたり「出来るようになりたい」と前向きな気持ちで挑戦することが出来たり、心配で不安な気持ちがあったり、イライラした気持ちが出てきてしまった時にも「私は大丈夫!」と思えるようになり自分の気持ちをコントロールすることが出来るようにもなります。
私は私、僕は僕、自分のことを好きでいられることが幸せに生きる根底です。