~赤ちゃんを“可愛い”と感じる理由~
赤ちゃんは「可愛い」。これは多くの人が持ち合わせている感情です。
しかし、この「可愛い」はその先を考えていくと、もっと深い赤ちゃんの能力に繋がります。
赤ちゃんが可愛いと思うのは「ベビースキーマ」の特徴があるため
多くの人が赤ちゃんを見ると「可愛い」という気持ちになります。
なぜ人間は赤ちゃんを見ると「可愛い」と思うのでしょう?
実は、私たちは赤ちゃんによって「可愛い」という感情を引き出されているのです。
「赤ちゃんは何も出来ない守られる存在」と昔から考えられていました。
しかし、最近の研究では赤ちゃんには様々な能力が備わっているということが判明しています。
その能力の1つが「ベビースキーマ」です。
ある特定の条件を満たすと「可愛い」という感情になります。
人間は主に以下の特徴があると「可愛い」と思うのです。
可愛いと感じる特徴
・突き出たおでこ
・顔の下にある大きな目
・弾力のある肌
・膨らんだ頬
・短い手足
なぜ赤ちゃんはベビースキーマが備わっているの?
産まれたての人間の赤ちゃんは、自分で動いたり食事をすることができません。
なので、人間の赤ちゃんは自身で生存戦略を立てる必要があるのです。
ベビースキーマを持って産まれてくることで、
人間の大人の多くは赤ちゃんの事を保護したいという気持ちになります。
自分のことが自分で出来ない代わりに、
他の誰かに保護してもらえる能力が備わっているということです。
ある程度自分のことが自分で出来るようになると、ベビースキーマの特徴が消えていくのも象徴的です。
まとめ
赤ちゃんを「可愛い」と思うのは、ベビースキーマという特徴があるからです。
赤ちゃんは「可愛い」と思われる特徴を備えて産まれてきます。
自分のことが自分で出来ないため、ベビースキーマの特徴をつかい、
周りの大人の保護したいという気持ちを引き出しています。