放課後等デイサービスの職員について
放課後等デイサービス、児童発達支援では様々な資格を持った職員が働いています。今回は、どういった資格なのかをご紹介していきます。
・児童発達支援管理責任者
障害児支援を行う施設では1名以上配置することが義務付けられており、個別支援計画の作成や、利用児童、保護者への相談支援を行う専門職。関係機関との連絡などの役割も担います。
児童発達支援管理責任者になるためには、実務経験の要件を満たしたうえで研修を修了しなければいけません。
・PT(理学療法士)
病気や怪我などによって身体に障害が残ったり不自由さを感じている方に対して、運動療法や物理療法などを用いて、自立した日常生活が送れるようにとリハビリを行う専門職。
・OT(作業療法士)
食事や入浴や着替えなど日常生活における生活動作の回復や、精神面の回復を目指したリハビリを行う専門職。
・ST(言語聴覚士)
音声機能や言語機能又は聴覚に障害のある方に対して、検査及び言語訓練などを行う専門職。
・PSW(精神保健福祉士)
精神障害者の地域相談支援の利用に関する相談や社会復帰に関する相談に応じ、助言や指導、日常生活に適応するために必要な訓練その他援助を行う専門職。
・保育士
専門的知識と技術をもって、児童の保育や保護者に対して保育に関する指導を行う専門職。
・社会福祉士
医療・福祉・教育・行政機関などで日常生活に問題がある人からの相談に対して助言や指導、援助を行う専門職。
・介護福祉士
身体又は精神に障害があるがために日常生活に支障がある人に対して心身の状況に応じた介護を行ったり、介護に関する指導を行う専門職。
資格ではありませんが、児童指導員と呼ばれる職員も働いています。
・児童指導員
☆社会福祉学や心理学・教育学・社会学を専修する学科を卒業した者
☆保育士・幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教諭の免許を持っている者
☆高校や短期大学を卒業した者・高卒認定試験の合格者が、児童福祉法に基づく事業で2年以上かつ360日以上の実務経験を積んだ者
☆高校を卒業していないが、児童福祉法に基づく事業で3年以上かつ540日以上の実務経験を積み、都道府県知事に適当と認められた者
上記のような資格の職員が働いています。
お子様一人ひとりの特性に合わせて、それぞれの知識を活かした支援を行っています。