運動療育のメリットについて
運動療育のメリットについてお話します。
運動療育とは何なのか、どんな効果があるのか等についてご説明します。
まず運動療育とは、運動を通して行う療育のことを言います。
基礎体力が向上したり、丈夫な体になったりたくさんのメリットがあります。
では、運動療育のメリットについて詳しく説明します。
ストレスの発散に
じっと椅子に座って療育を受けることがストレスになるお子様もいます
。嫌なことをすることによって、そこへ行きたくなくなってしまう可能性があります。
運動療育は体を動かすことを目的としているため、思いっきり体を動かして大丈夫です！！
体をたくさん動かすことで、汗もかいて良いストレス発散になります。適度に疲れて夜に眠りやすくなるので、生活リズムも良くなります。
体だけではなく脳にも効果が
人間が体を動かすためには脳から指令を出して、それを基に体が動いています。
日常生活の中で道を歩いたり、ご飯を食べたりするために手を動かすのは、筋肉を動かすために脳がコントロールしているからです。
体を動かす（脳を動かす）ことによって脳が活性化されます。脳を活性化させることで、脳の発達にも良い影響を与えます。
脳が発達することでできることが増えていきます。
体の使い方が上手に
発達障害のお子様の中には体を上手に使えていない子がいます。
両足ジャンプができなかったり、前回りができなかったり・・・
でも何度も練習したり、色々な体の動きをすることでいつの間にかできているということもたくさんあります。
体幹が弱くなかなかまっすぐ座れない子もまっすぐ座れたりします。
自己肯定感が高まる
運動をして体や脳を活性化させることで、できることが増えてきます。
「できた！」という事実が喜びや達成感を味わわせてくれます。
できることが増えることで自信をもっていろいろなことにチャレンジすることができます。
メリットを４つ書きましたが、1番大事なポイントは「楽しみながら行う」ことです！
嫌々だと楽しくもないし、余計に自信を無くしてしまうことがあります。
いきなりハードルを高く設定するのではなく、できることからスタートしてみてください。
「できた！」と自信がつくと他のことにもチャレンジしたいという気持ちがでてくると思います。
その子にあった運動療育が見つかるといいですね。
