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放ナビコラム

子どもの偏食について

保護者の方の悩みの1つに子どもの「偏食」がありますね。
発達障がいの子どもに偏食が多いのは、よく知られている事実です。

なぜ偏食になるのでしょうか?

最初に食べたときの食感・味が悪かったからでしょうか?
それとも、その食べ物を必要としていないからでしょうか?

いろいろ考えて困っていらっしゃる保護者の方も多いと思います。

発達障がいの子どもは、視覚・聴覚・知覚・触覚・味覚という所謂、五感がとても過敏な子が多いようです。
味、口に入った時の食感、食べ物の温度など、普通以上に反応してしまい苦手だと感じるようです。

子どもの時に嫌いだった物も、大人になるにつれて好きではないけれど食べられるようになったり、反対に好きになったりすることがあります。
このように味覚は発達に合わせて変わっていく事があります。
しかし、過度に食べることを強制して嘔吐したり、腹痛になったりした悪い経験の記憶がトラウマになって一切食べられなくなる事もあるようです。

また、偏食のある子どもにも、好きな食べ物はあります。
その「好き」というのは、味だったり見た目だったり食べやすさだったり、さまざまです。

まずは、その子どもにとっての「好き」が何かを探っていきましょう。
それがわかれば、食事の幅を広げていくことも可能です。
また「好き」を活かして原因を解決することで、偏食そのものを改善していくことができるのではないでしょうか。

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