集中力を養うために
子どもの集中力ってどれくらい?
うちの子は集中力がない。
いろんなことに目移りして、走り回っている。
子供から目が離せないと感じているお父さんやお母さんも多いと思います。
一般的に小学校低学年くらいまでの子どもの集中力は、「年齢×1分」あるいは「年齢+1分」と言われています。
3歳なら3~4分。4歳なら4~5分程度です。
中学生くらいの年齢でもしっかり集中できるのは、15分程度が限界と言われています。
そもそも子どもの集中力は長く続かないのです。
でも集中して遊んでくれていると助かると感じることもあるでしょう。
なにか対処方法はないのでしょうか。
環境はどうでしょう?
子どもは外からの刺激に敏感です。
・テレビがついている。
・兄弟が騒いでいる。
・目に入る場所にまんがやゲーム機が置いてある。
生活習慣は?
・夜遅くまで起きていて睡眠不足。
・朝ごはんを食べていない。
こんな状況や状態は、集中できない状態です。
好きなことをしている時はみんな大好きです。
大人だって、趣味に没頭している時は楽しくて集中しているものです。
集中するためには「楽しめているかどうか」がポイントです。
あなたのお子さんが好きなことは?
子供が好きなこと、楽しいことを見つけて。
お絵かき、おもちゃ遊び、絵本。自分の好きなことには、時間を忘れて取り組めます。
そこから、お勉強の時間も集中できるようになります。
時間の管理も楽しんで
「○分間で終わらせよう」とゲーム感覚で時間管理を出来るようになります。
集中と休憩を繰り返すことでメリハリがつきます。
楽しく遊んでいる間に、集中する習慣がついていきます。
モチベーションを下げない。
「これが終わったら遊べる」という気持ちが、モチベーションにつながります。
遊ぶこと、楽しいことが想像できないとモチベーションは下がります。
頑張る気持ちがなくなってしまいます。
集中力の低下を招く原因です。
強制は逆効果。
大切なのは、子どもがそれを楽しんで、積極的に取り組んでいること。
勉強は大切。
脳トレは集中力アップに効果がある。
でも、訓練のように強制するのは子どもにストレスを与えることになり、逆効果になってしまいます。
楽しいことは続けられる。
子どもは楽しんでいるとき集中する。
集中力が続く時間はとても短い。
集中はちょっとしたことで途切れる。
短時間の繰り返しが長時間の集中につながります。
メリハリをつけた短時間の集中を目指してください。