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ヘルプマークについて

ヘルプマークというマークをご存知でしょうか?
義足や人工関節、心臓ペースメーカーなどを使用している方、妊娠初期の方、内部障害や精神障害、発達障害のある方など外見だけでは分からないですが、周囲の人からの援助や配慮を必要としている人々がいます。そういった人々が周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助が得やすいように作成されたマークです。

ヘルプマークの始まり

ヘルプマークは2012年(平成24年)に東京都福祉保健局によって作成されました。
そのため、はじめは東京都独自の取り組みでしたが、現在では全国の自治体や民間事業者へとその広がりを見せています。
デザインは赤色の下地に白の「+」と「?」を組み合わせたもので、赤色は危険や困難を抱えていることを表し、「+?」は助けを必要としていることを表しているそうです。
また、ヘルプマークは援助が必要なことを表す目印になるだけではありません。
マークにはシールが付属されていて、そのシールにどのような援助や配慮が必要であるかを記入して裏面に貼っておくことできます。
そうすることで援助をする人は、その人が何に困っているのか、どのような支援が必要なのかを知ることができます。

症状や状況によっては、言葉で説明することが困難な場合もあります。
必要な時に有効に活用できるよう事前に情報を書いておくと安心ですね。

ヘルプカードつけている方をみかけたら?

外出のさいに、ヘルプカードを利用されていて困っている方を見かけたら、「お困りのことはないですか?」「お手伝いできることはありませんか?」などの声掛けをおこなってみてください。
また、災害や事故など突発的な出来事の際には、瞬時に対応をすることが困難な方がいらっしゃいます。
(視覚障害や聴覚障害があり情報を収集できない、移動がスムーズに行えない、不測の事態にパニックになってしまっているなど…)ヘルプマーク利用者の方を見かけた際には、安全に避難できるように声をかけるとともに、どのような援助や配慮を必要とされているのか裏面を確認してみてください。

ヘルプマークのもらい方

ヘルプマークの配布場所は、各自治体によって異なりますが、
*都道府県・市区町村役場の担当課窓口(福祉課など)
*保健所・保健センター
*福祉センター・市民センター・障害者相談センター
などで無料配布されています。
お住まいの自治体で具体的な配布場所をHPなどをチェックして、窓口でお尋ねください。

参考HP:東京都福祉局(https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/index.html)

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