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ADHDってどんな症状??

ADHDの主な症状は、うっかりミスが多いなどの「不注意症状」と、じっとしていることができないなどの「多動性・衝動性症状」と言われています。

授業や会話などに集中し続けることができない、ミスや無くし物が多い、話しかけられても上の空になりやすい、じっとしていることができない、授業中に席から離れる、落ち着きがない、動きが多い、突発的な言葉や行動が多いこともよく聞きますよね。
そのことで友人関係でもラブルに発展することも多々あります。

ADHDは、生まれつきの脳の一部に機能障害があることで、「不注意」「多動性」「衝動性」といった特性が生じる発達障害のこと。
ADHDの子どもはこういった特性と、家庭や保育園・幼稚園、学校などの環境とのミスマッチで「授業宙に立ち歩いてしまう」「忘れ物・なくしものが多い」などの困り事が生じることがあります。

そういった困り事があったときに「親の育て方が原因だろうか」と悩む人もいますが、ADHDは脳機能の障害のため、育て方やしつけが原因という説は否定されています。
なので育て方がわるい。ということはありません。この事で悩んでいる保護者の方は沢山いると思います。

でも、自分のせいにする必要はありません。
身近な人に相談するのもひとつかも知れませんね。

接し方で大切なことは怒ってばかりではなく目標を決めて、それに向かって一緒に取り組んで達成させる。達成させれば沢山褒めてあげて、褒めてあげるのにプラスご褒美の美味しいものを食べたり好きな所に連れて行ってあげるのもひとつかも知れませんね。

そして、できれば注意する回数を減らすようにする。
日常的に注意する回数が多くなりすぎると、本当にしてほしくない行動がうまく伝わらない事があるかもしれません。

例えば、勉強宿題をしない、片づけないなど日常生活上のことには声をかけず、家族にひどいことを言う、危険な行動をとる、約束したことを破る、などの本当に注意すべき場合にのみ伝え加えて、どうすれば良かったかも伝えると尚伝わりやすくなります。

子どものがんばっているところ・できているところを褒めてあげたり、忘れ物をしないよう、メモ・リマインダー・リスト作成をするのも改善策の1つです。

ADHDの特性は、日常生活や学校生活、コミュニケーションを難しくすることがあります。
そのため、ADHDの子どもは大人から叱られる機会が多く、自信を喪失しがちです。
学生時期やそれぞれの年代で、女の子特有の悩みもあります。人間関係はすごく難しいですよね。

女の子の特徴の例
・自分勝手、無遠慮と思われて友だちができない
・いつも部屋が汚れていて片づけられない
・出かけるまでの準備や服選びに時間がかかり、遅刻を繰り返す

ADHDの女の子は、女の子同士のコミュニケーションに悩むことが多くあります。例えば、思いついたままの言葉を話すことで誤解を受ける、周りが見えずおしゃべりが自分中心になってしまう、ことは良く聞きますよねそういった学生同士の問題は親が介入しづらい部分ですが、家は安らぐ場所だよ、そしていつもあなたの味方だよ
と伝えることが大事です。

そして無理にグループに入る必要はないです。
無理してまで友だち付き合いをする必要はありません。
まずは、相手に伝えることから始めて理解してもらえるなら理解をしてもらい、自分の人生なので楽しいお友達関係を築けるよう無理をするのは良くないことだと伝えてあげましょう。

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